2ヶ月ほど前、盛岡珈琲フェスが終わった頃に一泊二日で1人で東京へ行きました
なぜかというと、今じゃないと東京で味わえない珈琲がある、今だからこそ味わえる珈琲があると思ったからです
個人的な課題もあったので、その糸口を探しに・・というテーマもありました。
結果、とても充実した旅でした。
秋田という、人が少なくて、鳥たちが鳴いていて、自然豊かで、空も広くて空気が青々していて美味しい、そんな場所で生きてきた人間でありますが
東京という場所だからこそ作り上げられる歴史と味を直接感じたいと思いました。
街並みに関係なく、良いお店というのはただそこにあって、そこへ人が集まってくるんだなと思いました。
普段は電車に乗らないし、土地感もないので移動するにはスマホに頼りっきりだった2日間。
1日目の終盤でスマホの電源が切れてしまい、地図を見て住所を見て、人に聞いて・・
ホテルまでたどり着いた時にはホッとしました。
なんだかデバイスがないと旅行もできないのか、と思う反面、
人に聞くという行動が不安もありつつ、あたたかいことだなと感じました。
デバイスのない世界には戻らないと思うけど、それなしで生きていけたら伸びやかだろうなあ。
東京の人は、人人人ジャングルなので1人と話すことって少ないですが、話すと優しいんですね。なんでもべらべら話すのはあまり好きではないのだけれど、ちょっと質問したり、わからないことを聞いたりすると硬い表情がパッとやわらいで、優しい返事をしてくれる。
人が多いからこその人の温かさってあるよなあ。

ただそこにある、代表って感じの佇まいでした。
始めて降り立った霞ヶ関、東京地方裁判所なんかがあって、内心ドキドキ。
ここの周りは高い建物が多くてこんな雰囲気の場所のどこにお店があるんだろう?と思いながら歩いていたら、良い香りが漂ってきて、たどり着きました。
草枕さん。
素敵なご夫婦が経営してらっしゃるお店で、
メニューもしぼられている感じでした。
薄め・普通・濃いめ・デミタス
ストレート2種類
カフェオレ
ケーキ2種類
という感じだったかな。。
どうしてもこの旅ではブレンドというものに重点を置きたくて濃いめのブレンドにしました。

つやん、ピカン。ねっとり甘い液体です。
香りは酸味っぽいけれど飲むと苦味と甘味・・後半甘みがどんどんくる感じ。
わたしがレビューするのなんて畏れ多いけれどちゃんと残しておきたい。
隣に座った常連さんたちが船橋から来たようで、まさかの盛岡や盛岡珈琲フェスの話をし始めて内心ドキドキ
喫茶いずみの伊藤さんの話、ブラジルサルトの話、関さんの話なんかをしている。
(喫茶店ってこういうことあるよね〜〜)と思いながら店主さんのネルドリップをジィーッと見て珈琲を飲んでいました。そしたらお隣の方達にずっと見ていることがバレて、色々話していたら花喫茶Mということがバレてしまったのですが(隠してないけれど)、さらに色々お話を聞かせてくれました。
ネルドリップ愛好家は県をまたいで、お店のコーヒーや店主に会いに行くのだなぁと思いました。
秋田に店舗できたら行くから教えてね。と言ってくれたので頑張りたいと思います。(優しい)

奥様が焼いているのかな?チーズケーキにちょっと添えられたマーマレードと塩がちょうど良くて美味しかったです。珈琲、沁みたなあ。
珈琲かたのさん


なんだか面白い階段だ。
前情報はほどんどなく入店。
店主さんと奥様で夜遅くまでやっているお店。
店内はカウンターとテーブルで、カウンターに座ってみました。
なんだか喫茶店のような、バーのような感じ。おしゃべりしやすいし、お酒も飲んじゃいそう。
ブレンドが3種類あって、ストレートもたくさん。ブラジルのカルモシモサカもありました。(わー2杯飲みたいけれどカフェインキャパオーバーしそうなので遠慮・・)

ブレンドは
軽め・豊潤・デミタスが選べたので豊潤にしました。
コロンビア・ブラジル・コスタリカのブレンドだそう。
思ったより軽くて棘のない柔らかい印象でした。甘みがほのかにあって香りは強くない印象。
冷めても大きく味が変わらず、誰にでも飲みやすく設計されているのかなという感じでした。
レコードもありました。
夜遅くまでやっていてお酒もコーヒーもあるお店って、東京には結構あるのかと思っていたけれどエリアによっては少なくて貴重なお店なんだろうなあ。


「ダフニ」さん
住宅街の中の静かな通りに現れたダフニコーヒーと書いた看板
中では櫻井さんが焙煎中でした。
(((ブタ釜・・!)))
中の火加減とか温度とか音とかとてもとても気になったけれど
ブレンドを注文して席にくのみです。
メニューはなく、豆の瓶がずらあ〜っと並んでいてどれも一杯は500円(多分)
ダフニブレンド

香りが・・
ほわわあぁぁという花のような穏やかな甘い香りで、酸味から始まり甘味で終わる感じ
余韻がすごいですね・・柔らかいのに芯がある。心が強いかっこいい女性みたい。
もう一杯くださいって言いたかったけれど言えなくて焙煎見ながら飲みました。
パチパチなる豆の音、シャららららと冷却器に流れる豆の音、シャンシャンと冷やされている豆の音。
歴史の授業が苦手で、人物の名前とか誰の家来だとか家系だとか、そういうのを覚えることが昔から苦手なのだけど、
有名店とか、名前が知られている誰々さんとか、あそこで修行して今〇〇という店をやっている〇〇さんとか、
実はそういうのがキゴウのように見えてしまって覚えられない(全く分からない訳ではないけれど)です。
知ることは好きだけど記憶に残らない・・という感じ。
だからこそ、盛岡で出会った人達も、こうやって長くお店をやっている店主さんも、過去お店をやってネルドリップを継承してきた方々も、みんな同じで、ただ珈琲が大好きでそれを一生懸命やってきた(やっている)人たちである、ということはだけが自分の中には残ります。
ダフニさんもたくさんのコーヒーラバーに愛されて、コーヒーを愛してこの日までこの場所で焙煎していたんだなと思いました。それはとてもすごいことで、この日ここでこの珈琲が飲めたことに感謝して、私も自分の珈琲作りに励みたいと思いました。
焙煎の邪魔にならないタイミングを見計らってお豆買って帰りました。
美味しかったです。どうしてこんなに余韻の続く味なのですか。と聞くと
「焙煎は料理とおんなじよ。強火でじゃーーっとやったらすぐダメなっちゃうでしょ。」と。
「ホテルで飲みなさい」とキャリーバックに気づいてくださりドリップパックをくださいました。

お心遣いも含めてたくさんありがとうございました
最後に銀座で十一房珈琲店。

フルシティローストのブレンド
酸味と苦味と、後から甘みがやってくる〜〜という感じ
ほうじ茶っぽさがあった。前来た時もその感じがあったから茶っぽさが出るような酸味なのかな?
酸味のコーヒーが多い印象。
そうだ、2日目の朝に行ったお店がまた良くて。
というのも、泊まった翌日はどこかでモーニングができないだろうかと
調べるのですが、あったんです!!
「珈琲社中」
サイフォンで入れているお店で、
トーストとサンドイッチ3種類を朝から提供している。
コーヒーと合わせて1000円という破格・・
東京、秋田よりもコーヒー・喫茶の物価安いような気がします・・


サイフォンのコーヒーって
熱々!!
で出てくるからこれはこれで嬉しいんですよね。
ゆっくりのんでもまだ暖かい。
卵サンドとコーヒーにしましたが、この卵サンドが当たりすぎて。。
トーストした外側にバターを塗っているそうで、カリサク・・!
パンの内側がふわふわ、あったか〜〜〜いの。
旅で食べる暖かいものって、無条件にホッとしてしまう。朝はなおさら。
なんか合掌したくなりました。🙏。
ゆっくり本も読めた。
新聞読んでるおじさま、旅行客、近所の方、仕事前のような方
たくさん来店していたよ。
素敵なお店でした。また行こう。
秋田にいるだけじゃわからないことがまだまだたくさんある。
だからこそ、もっと飲みたいし作りたいし考えたいしネルドリップしたい!
東京、ありがとうございました!
自分の作りたい味をもっともっと追求したくなりました。
2ヶ月にわたって書いたブログ。
見ていただきありがとうございました。






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