お知らせしておりました、『喫茶のパウンド』
12月に初登場です。
最高の珈琲のお供として、ようやく完成しました。
普段お店では、最高に美味しいプチボヌールさんの焼き菓子を提供しています。
私自身、お菓子作りは好きでしたが
実際に自分で作ったものをお店で提供するなんて、
そんな上等なものは作れない💦
と思っていました。
それでもなぜ、このパウンドケーキを作るに至ったのか…?
喫茶のパウンド完成に至るまでの経緯を少しお話します。
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まず第一に、看護師経験しかない私。
自分でお菓子を作って、それをお客様へ提供する
ということに自信が持てませんでした。
多くのことを器用にこなせる性格でもない。
だからこそ珈琲に力を注いで、
珈琲を提供することだけは、
地道に地道に続けて、自信をつけていこうと継続していました。
珈琲の味作り、焙煎や抽出など
地道に今も続けています。
そんな中で盛岡の師匠「機屋」の関さんから、
「飲食店で働いてみたほうがいい。」
と、1年ほど前からアドバイスをいただいていました。
「いつかはどこかで働いてみよう。」
と頭の中で思いながら過ごしていたところに、
今働いている「イタリアンレストランLaSala」さんの求人が届きました。
この自分の元に届いた求人に「ピン!」ときて
即面接、8月からお仕事をさせてもらっています。
LaSalaさんのお店作りや、お客様への思いが素敵だと感じたこと、
「大切な人の笑顔を咲かせるレストラン」というコンセプトが、
花喫茶Mを育てていく中で、素敵なエッセンスを学べる予感がしました。
マスターと奥様、スタッフの皆様も優しく、
まだまだ慣れないこと、大変なときもありますが
楽しく働かせてもらっています。(いつもありがとうございます!)
そんな中少しずつ、「自分が作ったものをお客様へ提供する」という経験を積んでいます。
前菜やフォカッチャ、デザートの盛り付け、
細かい仕込みも含めて、
小さな経験が私の小さな自信につながっている気がします。
3ヵ月して、花喫茶Mへ来てくれるお客様へ何か焼き菓子を提供できるかもしれない…という気持ちが芽生えてきました。
そんなときにLaSalaマスターと奥様が
「うちにいっぱいレシピ本があるから、気になるもの貸すよ。作ってみたら?」
と、お菓子やスイーツの本を貸してくれます。

優しいお二人😭
2冊お借りしました。
本を見ているだけでうきうきしました。
こんなお菓子もある、こんなペアリングもいいかも、
こういう素材を組み合わせるのか、
チョコレート系、フルーツ系、タルト、スポンジ系、
どれも美味しそう…🥰
と、レシピをさんざん見た中で思ったことは
花喫茶Mの主役はネルドリップ珈琲であること、
その主役を引き立てる焼き菓子で
複雑ではないもので、
一番ぴったりなものってなんだろう…ということ。

珈琲の液体は、見た目は同じでも味わいが違います。
だからこそ主張しすぎず、どんな珈琲にも優しく寄り添ってくれる焼き菓子。
「シンプルがいいな。」
そこで誕生したのが『喫茶のパウンド』です。
次回に続きます→→






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